文化財

神鈴(しんれい)

 この神鈴は、鈴の中に小さい鈴が入った二重構造で、鈴の振動により小さい鈴が動き、その音がこもって特有の音を発する仕組みになっているものである。
 明和八年(1771年)に製作されたもので、現存する天明鋳物師製作の神鈴としては、最も古い。天明鋳物師 崎山五左衛門藤原峯高 円熟期の作品である。

銅造 鳥居
(どうぞう とりい)

 明和六年(1769年)天明の鋳工 丸山善太郎毎昭(つねあき)と同甚太郎易親(やすちか)によって造られた稲荷鳥居である。
 市内では、一瓶塚稲荷神社の鳥居(国指定重要美術品)が同じ丸山一族の手による同形態のものである。
 右柱には講中神主及び願主、左柱には鋳物大工の名前がそれぞれ刻銘されている。
 高さ 四〇五センチメートル
 周囲 一五一センチメートル

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